生まれた日のこと:前編

お母さんのおなかの中で十月十日育んでもらい誕生を迎える。

 

なんて言いますが、いつ誕生の日を迎えるかは大体の予想しかできません。お母さんが自宅で破水して大慌てで病院に向かう。経験がなかったものですから、非常にスリリングなイベントだと思っていました。

 

4月に不妊治療の末妊娠が確認され、十月十日だと出産は来年かな、と勘定していたのですが、実際に誕生を迎えたのはその年の12月でした。

 

胎児の成長具合は検診時のエコーから成長具合を推し量ることや誕生時期を推察するということを全く知りませんでした。

 

11月の終わりごろに検診に付き添った際、子供の誕生日をいつにするか相談されたのです。

 

その際に子供は2700グラムほどに成長していて、出産は帝王切開で実施することを教えていただきました。手術の理由は

・奥様が高齢(39歳)かつ初産であること

・これまでの不妊治療での手術痕が非常にたくさんあること

でした。

 

僕は自分で出産するわけではなかったので、予定が立てやすくていいな。また、出産をたくさんのお医者さんに立ち会ってもらえるので安全性が増してラッキー、くらいに考えていました。

 

お医者様から日時を告げられ、申し訳なさそうに信仰上その日、曜日で問題ないか確認されましたが、その日でお願いしますとお伝えしました。

こんなことまで確認するのか、、、お医者さんって大変だなあと思いました。

 

あれ?長くなったので次回に続きます。