犬を迎える準備 DIY

柴犬をうちに迎えるにあたって予防接種がすべて済むまではうちの中にいてもらう必要があることを知りました。もともと室内で一緒に暮らそうと思っていたのですが、犬をうちの中で飼ったことはありませんでした。

 

そこで、ほかの家では室内でどのように飼っているか聞いてみました。一番多かったのがケージの中でした。小さい犬種の場合は何もなしのこともあるようです。プードルを飼っている方にすのこで作ったケージを使っていると聞いてうちでも作ってみることにしました。

 

簡単な絵を描いて必要な材料をリストアップした後、ホームセンターへ買いに行きました。週末にはまんじろうがやってくるのであまり時間はありません。その日から組み立て始めました。ねじなど足りないものがあったので翌日も閉店間際に部品を買いに行き完成させました。

 

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ケージの中にいる気持ちを体験してみました

粗相をすることを見越してケージの下には写真のように樹脂製のマットを敷きました。トイレや食器は引き取りに行く当日に購入することにして、とりあえずうちに来てもらう準備は整いました。

 

ペットショップに引き取りに行って、ちょっとおもしろかったのは子犬を連れて帰るときに段ボールに入れてくれたことです。なかなか斬新だなあと思いました。蓋を閉めたままでは可哀そうだったのですぐに開けてあげました。狭いところに閉じ込められてとても不安そうだったので、うちについて手作りケージの中に入れてあげました。すぐに大暴れし、粗相を繰り返していたのでとりあえず元気ではあるなと思いました。

 

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ピノサウルスのぬいぐるみと格闘中

冒険心や好奇心の強い子らしく、すぐに外に出たがりましたが何でもかんでもかじるため家の中のお散歩以外はケージに入っていてもらうことにしました。

 

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出してください ムギュ

最初のうちは隙間から顔を出そうとして「フン!フン!」ともがいているだけでした。しかし学習能力が非常に高く、すのこをかみ砕く、体当たりしてケージを少しづつ動かしていくなどの技を獲得していきました。都度ケージを修理して対応していましたが、彼の体重が8キロくらいになった時についにケージ全体を体当たりでバラバラにしてしまいました。困ったなあと思うと同時に独立心の強い子だなあと感心しました。

 

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まんじろうのたいあたり

かくしてDIYのケージは3か月ほどでその寿命を終えたのですがこのケージは柴犬まんじろうの独立心の強さや頑固さなどを僕たちに知らしめるには十分な役割を果たしてくれました。ありがとう、すのこさん。

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眠るときの体勢は今も変わりません